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本の出版

出版は難しい?海外の片隅で小さな記事を書いていたライターが出版するまで

2010年に初めて書籍を出版させて頂きました。もっと前の出来事のように感じます。出版はライターにとっては1つの夢。ライターでない方にとっても様々なメリットがあり、ビジネスを拡大するチャンスと捉えられます。日本では地方都市でOL。その後留学先(しかもメジャーではない国、街)で、ライターをしていた私が出版までに行ったことをまとめてみます。

書いて、専門分野を作る

私の場合は、観光で成り立っている国スペインにいたこともあり、観光に関わるライティングをメインにしていました。それもほぼ成り行き。当時スペイン料理に勢いがあり、私も食の分野が好きで料理学校やワイン学校に通っていたので、最初は料理やグルメの専門誌のみで執筆していました。そこから旅行、ガイドブックの方が見つけてくださりライティングの仕事を広げていきました。

その頃は、自分の専門分野をスペインの食に絞りたかったことがあり、スペインの食に関する本を出版するのが夢でした。

著名な媒体で書いて、実績を作る

専門誌でも名前がよく知られている雑誌や、ウェブサイト、誰もが知っているガイドブックで取材コーディネートと執筆をさせて頂けるようになり、少しずつ書くお仕事は増えていきました。取材執筆だけではなく、海外生活にまつわるエッセイをウェブサイトやフリーペーパーなどに寄稿するようにも。決して多くの記事を書いていたわけではありませんが、やはり知られている媒体に書くというのは、大きな実績になります。書く力に裏付けがつくのです。

出版社を選択

書きたい本のイメージが決まったら、その分野の本を出版している出版社を探しました。

そしてお問合せからメールでアプローチ。私は海外在住だったので書店に行くことはできませんでしたが、一時帰国時に「こんな本、私も書きたい」「こんな本のバルセロナバージョンだったら書ける」と思う本に目星をつけていました。そういう情報をヒントに、本のオンラインショップなどから似たような本を出版している会社を探しました。

企画書作成

まず、簡単な企画書を書いてください。というお返事を頂きましたが、「企画書って何ですか?」

知識が全くなく、インターネットで調べて、見様見真似ねで概要や目次などをまとめました。これでいいのかな?と疑問を残しつつ、今思えばただ純粋に自分が本で表現したいことに順番に数字をふって…というシンプルなものでした。

企画書を持って出版社へ

一時帰国に合わせて、出版社数社を訪れました。

1つは雑誌の執筆でお世話になっていた出版社さん。編集者さんが書籍担当の方を紹介してくれたのですが、こっぴどく否定されて終了。後で気付いたのですが、その出版社では編集者が取材執筆をすることもあったので、私が企画した本はその方が書ける内容だったのです。本はやっぱり自分自身でしか書けないものでないと。

別の出版社さんでも断られたのですが、お話をしてくださった編集者さんに丁寧にアドバイスを頂けたので、その後アプローチを重ねていたらもう少しスペイン料理がブームになった段階で出版させて頂けていたと思います。でもやはり物事はタイミング。

もう1つの出版社さんでは、スペイン、バルセロナは当時まだあまり取り上げられていない街だから面白みはあるけれど、食に絞った内容はターゲットが狭いのでもっと幅広い内容にしてほしいということでした。

企画を通してもらう

こうしてお願いする出版社さんは決まりましたが、まだ出版して頂けるかどうかは分かりません。編集者さんに会議で企画を通してもらわなければならないのです。これまで何度かこの時点でアウトになってしまったこともあります。けれども企画が通らなくても、編集者さんはどういう理由で出版に反対意見が出たかなど詳しく教えてくれるので、決して無駄にはならず、むしろ有難いです。

私は編集者さんのアドバイスをもとに企画を練り直し、編集者さんが手を加えてくださって、無事に企画を通してくれました。

ざっと振り返るとこういう流れなのですが、ポイントは通してもらえる企画を用意することです。詳細は、少しずつこのブログで書いていきます。

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