商品、サービス、お店や事業の認知拡大に、メディアPRは欠かせません。
メディアに見つけてもらい取り上げてもらえば、思いがけず爆発的に世間に知られることもあります。
でも、黙っていて見つけてもらえるのはごくわずか。
こちらからのアプローチが必須です。
「このサービスが新聞に載るなんてまだ早い」
「もっと売れてからでなければ取り上げられないのでは?」
と思われる方が多いのですが、メディアはすでに知られている完成された情報やサービスを求めていません。
メディア側も情報を求めているんです。遠慮せずにこちらからプレスリリースを書いて情報を提供しましょう。
では、プレスリリースでは何を1番に伝えたら、メディアの方の心をつかむことができるでしょうか?
よくやってしまいがちなのは、商品やサービスの詳細を伝えること。
ここは、取材時に伝えればいいので、プレスリリースではそこまで重要ではありません。
最も注力して伝えてほしいのは”実績”。
売上〇円、〇名様が購入、有名人の〇〇が使用、お客様満足度〇%、継続使用率〇%などが、”実績”です。
実績とは、あなたではない第三者が、いかにあなたの売る商品、サービスを評価して、買ってくれているか。
いくら「このノートはとてもいいよ。升目の大きさが通常のノートよりも3mm小さくて大人がちょうど書きやすいサイズに設定されているから。しかも枠外にメモできる場所があり~」
と、商品の良さや特徴を伝えても、メディアの方の心を動かし、取材、掲載という行動をおこしてもらう理由にはならないんです。
それよりも、その商品がどれだけ顧客に受け入れられているかという実績を示せば、「こんなに人気な商品は、一体どんなものだろう?このヒットの裏にあるのは何だろう?」とメディアの方の興味をひくことができるのです。
とはいえ、新商品やビジネスを始めたばかりの方には、まだ実績はなくて当然。〇万人が購入。〇%がリピート。有名人の誰々さんが愛用。などの大きな実績が作れるまで、実績がないからメディアアプローチができないのでしょうか?
そうではなく、実績は、つくるものなんです。
最初はモニターさんや少しのお客様の声をもらって、集めていきましょう。そのような小さな実績を積み重ねていった結果、実績が実績を呼んで、結果として大きな実績が残るのです。その間もまずは小さなメディアから着実にアプローチして、商品やサービスを知ってもらう努力をしましょう。